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IT Doesn't Matter

2008.05.15

IT Doesn't Matter
ITは重要ではない / もはやITに戦略的価値はない

 「ITはすでにインフラ技術としてコモディティ化しており、いまや企業の競争優位や差別化の源泉にはならない」と論じたニコラス・G・カー(Nicholas G. Carr)の論文のこと。『Harvard Business Review』誌の2003年5月号に掲載され、IT業界などからの強い反発とともに論争を巻き起こした。

 カーの主張の概要は、次のようなものになる。

ITの中核的機能(データ蓄積/データ処理/データ転送)はもはや、誰でも入手できるものとなっており、ITさえあれば競争相手との差別化ができるという時代は去った 。
ITの価格は下がりつづけており、一般的なIT活用においては先行せずに追従することで購入リスクを小さくできる 。その一方でITはビジネスに不可欠なものになっており、ITマネジメントで注意すべきはチャンスではなく弱点である 。
したがって、競争優位を求める積極的なIT投資を避け、コストとリスクを適切に管理すべきだ 。
 この論文でいうITとは、ITユーザーがITベンダから購入するコンピュータのハードウェア、ソフトウェア、ネットワークなどの要素技術のことを指しており、ITを使いこなす能力──ITケイパビリティやIT成熟度、情報活用による創発的イノベーションなどの視点は欠けており、その辺りを指摘する識者も少なくない。

 なお、カーは『MIT Salon Management Review』誌 2005年春号に「The End of Corporate Computing」を発表、ITはやがてサービスとして提供されるようになり、企業自身がコンピュータ・システムを購入することはなくなり、従来のような情報システム部門も不要になると述べている。
(ここまで、@IT 情報マネジメントより抜粋)


ITに関しては、やはり経営者の使い方のセンスが問われるということだ。

ある会社では12月の繁忙期に合わせて、システムを組んでいる。
ピーク期に合わせた連動のCTI等含め、維持費は莫大にかかる。
閑散期の稼働の率はピーク期の1/10ほど。

結論から言って、私は「オーバークオリティ」だと思う。
10〜11ヶ月はそのクオリティーはいらないわけですよ。

それよりも。繁忙期を拡散させることを経営者は考えた方が
良いと思う。早期に分散させることによって、特典やベネフィットが
あるようにすれば、自然とシステムにかかる負担が減るので、
クオリティーがほどほどですむのでは。。。

その状況だけ見ると、現場がパニックになるという悲惨な状況が
生まれるが、その兆候に気づくかどうかが、マネージメントでは
ないだろうか。

余分にコストをかけるということは、お客様から余分にお代をいただいていることになり、
ひいては利益をステークホルダーに還元すべきことなのではないのだろうか。

ITというとアレルギーを出すおじさまは、その問題のせいにして、
本質的なその人の持つ商いの特質を見失っている。

つまり、どう使うかが大切で、目的・目標を明確に、
ビジネスモデルを更新することが必要だと思う。


CRM=Customer Relationship Management
顧客満足度(CS)を向上させるために、顧客との関係を構築することに力点を置く経営手法のこと。

現在においてはITなしには、CRMを管理することは難しい。
ES(Employee Satisfaction 従業員満足)やCSを高いレベルで保つ努力は
コモディティーと表現するのではなく、会社や社会において必要条件として
考えていくべき姿だと思う。

しかし、オーバークオリティとの境は結局、その経営者のセンスに頼ると事なるのかな。。。

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